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日本の森林の40%は人の手が入った人工林です。手入れをしなければ朽ちていきます。中でも京都は遡ること数百年にも及ぶ産業です。森林から伐りだした木を無垢のままで家具を作っています。
日の光を浴びて、より輝きが増す色彩として、天然染料や自然素材を用いた色を追求しています。(藍/くちなし/やまもも/茜/みょうばん/えんじゅ/焼杉/胡粉)
地元農家が自然農で栽培した米を煮出して、独自の米糊を作っています。彩られた「木っ端」に米糊を用いて固定することで、当工房の強みである素材が生まれます。
材料にホゾと呼ばれる凸凹を作って組み合わせる仕口(しくち)構造で家具を作ります。釘などの部品を用いないことで、将来の修繕が容易になるだけでなく強く美しくなります。
仕上げとして荏胡麻(えごま)や亜麻仁(あまに)などの植物油を保護材に用います。 経年変化の作用だけでなく、使っていく中での傷は風合いに変わり味わいが深まります。
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